先月初めて見学に来ていただいたトランペット奏者さんが、めでたくメンバーに加わりました!

美しい音色で演奏経験も豊富な方なので、トランペットセクションが一気にパワーアップ
これからどんな演奏を聴かせてくれるのか、楽しみです

新曲の「おどるポンポコリン」の楽譜を配布
さっそく合奏してみました
有名曲や定番曲はミュージックエイト社、ウィンズスコア社、ロケットミュージック社、それぞれ複数のヴァージョンの楽譜が出版されてることが多いので慎重に吟味して選びます
曲名だけでなんとなくテキトーに楽譜を選んで失敗するのは、吹奏楽ではありがち

吹奏楽で何かの曲を演奏する時「アレンジ(編曲)」が、かなり重要です
編曲が良くないと、いい曲も台無し

流行曲がすぐに編曲、出版されて文化祭やイベントなどで重宝されるのは、お客さん、演奏者、出版社にとって良いこと
でも中には内容がイマイチな編曲もたくさんあります(急いで編曲されるのも原因の一つ)

複数の出版社が競合するようになって、以前よりは良い楽譜が増えてきて何より選べるようになったのはとても良いことです
今回はロケットミュージック社から出てる、金山 徹さん(防府市出身)編曲の楽譜を選びました

オリジナルの調性はE-dur(E Major)、この編曲は半音低いEs-dur(E flat Major)
ほとんど違和感なく聴こえます

もしオリジナルKey(調性)のE-durのまま演奏するとしたら、B管(ベーかん)の楽器でシャープ6個(またはフラット6個)と、さすがに演奏しにくいので吹奏楽版をEs-durに編曲するのは当然です
他のヴァージョンでB-dur(べードゥア)に編曲されてるものもありますが、聴くと違和感あるし実際にやったとしたらM8くさいと演奏者からもブーイングが出ることでしょう(ミュージックエイト社は吹奏楽の発展に貢献した素晴らしい出版社です)
「おどるポンポコリン」はフジテレビのアニメ「ちびまる子ちゃん」の初代エンディング曲(1990年)で、B.B.クィーンズの1stシングル
その後、ManaKana&泉谷しげる(1998年)、E-girls(2014年)、ゴールデンボンバー(2016年)、ももいろクローバーZ(2019年)、他にもいろんな人たちにカバーされてるよう

ティンバレスと、せめてティンパニは入れて演奏したいところですが、大型打楽器はジプシー楽団にとっては高嶺の花
学校の部活だと当たり前のようにティンパニ使えるけどー

来年、と言うか来月2024年1月28日(日)に「第6回 アンサンブル・コンサート」を開催しますが、今回もメンバーがチラシのデザインをしてくれました
絵が上手かったりデザインができる人ってホントに尊敬

JR防府駅から徒歩2分のアスピラート(防府市地域交流センター)1階の「市民ギャラリー」にて
入場無料 全席自由 となっておりますので、ぜひご来場ください

ルロイ・アンダーソンの「『タイプライター』を、打楽器アンサンブルでやりたい!」
なかなか使えそうな楽譜がないけど、楽譜を自分たちで作ろうとしてて「いいね!」100個あげたいです
本物のタイプライターがなくても「ギロとトライアングルでできるみたいですよ」と、メンバーに教えてもらいました
なるほど、それっぽい音が出せるんやね

ギロを演奏する人をギロリストと呼びます(←ウソです
マリンバやシロフォン、ヴィブラフォンもいつも使えたらいいのにな

今年2023年の練習もあと2回となりました
だんだん寒くなってきて、アンサンブルコンサートが近いのに大雪とかで練習ができなくなったりしないか心配

寒いからこそ楽器演奏して温まりましょー
