クラリネット奏者とサックス奏者の初めての見学者さんに来ていただけました
ついに木管楽器の時代到来か!?

クラリネット奏者さんはトランペットとユーフォニアムの経験もあって、最近ヤマハのヴィンテージコルネット(ロングタイプ)を入手してノリノリの、楽器大好き、音楽大好きな方です

そして楽団メンバーの中に、中学や高校の時の同級生とか近い学年だった人がいることが判明
「〜〜先輩ですか!?」とか、一気にあの頃に(?)戻ったような会話が繰り広げられてました(青春
楽器や音楽を通して思いがけない再会ができたりするのも楽団の楽しいところです

サックス奏者さんは2つの楽器、テナーサックスとソプラノサックスを持参されました
あとバリトンサックス奏者がいればサックス四重奏ができる!

2人ともその場で渡した楽譜でも初見でパッと演奏してくれて素晴らしい
ぜひまた来ていただけるとうれしいです

合奏は「ドラゴンクエスト〜序曲」と「千本桜」の2曲
次回の練習はアンサンブルのみなので、2021年最後の合奏になりました

管打八重奏でやる「白狐囃子(びゃっこばやし)」という曲の打楽器パートは、「締太鼓(しめだいこ)」や「桶胴太鼓(おけどうだいこ)」「当り鉦(あたりがね)」といった日本の打楽器を想定した音が書かれてます

実際にそれら本物の和楽器を全部用意するのは難しいことが多いので、
「締太鼓」→ボンゴ、「桶胴太鼓」→フロアタム2つ、を太いスティックで叩くようなやり方でも良いよ、
と注釈が書かれています

和楽器に詳しくないので、どんな音のする太鼓なんだろう?
と調べてみると、どうもボンゴやフロアタムの音とはだいぶ違うような…

つーかフロアタム2つ、ないしー
「締太鼓」はこんな音のする楽器↓
あ、これは楽団にある小さいドラムセット(リズムトラベラー)のスネアドラム(10インチ)と音の高さがほぼ同じやん
実際の楽器の大きさも似た感じだし

と思って「ボンゴよりも10インチのスネアでやるのはどう?」
とパーカッションメンバーに提案
続いて「桶胴太鼓」ってどんな楽器?
ほ〜
肩からぶら下げて左右両面が打てる太鼓なんや
新潟県の佐渡島を拠点にワールドワイドに活動している和太鼓集団「鼓童(こどう)」でもよく使われてる太鼓です

音の高さ的にはこれまた楽団にあるスネアドラム(14インチ)と、フィールドドラム(15インチで深胴のスネアドラム)の2つがちょうどえ〜やん
というわけで、すでに楽団にある打楽器で高中低と3種類の和太鼓っぽい音が、いー感じにセッティングできたのでした(3つとも木胴スネアだし

桶胴太鼓のパートには「with bold stick(太いバチで)」という指示があるのですが、以前アゴゴとかに使えるかもと用意していたPearlのST-100という幼児用ドラムスティックがこれまたちょうど良い感じ

太さ16mm、長さ35cmと、ちょっと太く短いスティックで、これを逆さまにして叩くと和太鼓のバチっぽくなりそう

「当り鉦(あたりがね)」は別の呼び方で「摺金(すりがね)」「チャンチキ」「四助(よすけ)」「鉦吾(しょうご)」など(別名多すぎー)とも言われる楽器だそう
だいたい直径15cmくらいの金属のお皿みたいな形の楽器で、本来は「撞木(しゅもく)」という「先端に鹿の角のついた棒」で叩くのだそう
「チャンチキ」という名称は聞いたことあったけど、その由来は
真ん中を叩いて「チャン」、縁を叩いて「チキ」
そんでもって「チャンチキ」なんだそう
そーゆーネーミングセンス、かわいい
う〜ん、日本のお祭り、って風情ですなぁ
でも山口県のお祭りとはなんかちょっと違う雰囲気
ちなみに別名の「四助」というネーミングは、祭囃子(まつりばやし)の時に、締太鼓2人、大太鼓1人、笛1人、の計4人を助ける楽器
ということから「四助」なんだそう

た め に な っ た ね 〜
「当り鉦(あたりがね)」はメンバーの家にあったなんだかちょうど良い金属製の食器(?)がジャストフィットの「ぽい」音で、それを使っているようです

そんな訳で「白狐囃子」チームは打楽器類が充実してきて、合わせも楽しそうです
がしかし、5分くらいの曲ですがなかなかムズカシイようで、装飾音符や独特な「節回し」のような箇所など苦戦してます(がんばれ!
聴く方としては楽しみでしかないですけど(どんな仕上がりになるかな〜?

以前に楽団の練習でも使わせていただいたことのある「楽友館」のすぐ近くに「うめてらす」というお土産屋さん(防府市まちの駅)があります
そこに11月から「ストリートピアノ」コーナーができていました

YouTubeで人気のハラミちゃんに乗っかって各地でストリートピアノが流行ってるようですが、駅長さんがイベントに積極的な方で、ピアノじゃなくても「うめてらす」で演奏させていただけるかもというお話をいただきました(ピアノがある屋内ではなく屋外ですが)

いつでもササっと30分くらいのステージがこなせるレパートリーがあれば良いのですが、まだまだ人数不足と実力不足感が否めません

とはいえ10月にはほとんど合わせなしで天神まちかどフェスタの30分程度のプログラムをこなしたので、がんばればできないことはない!

本番の機会をいただけるのはありがたいことです

実現できるよう準備していきたいと思います

次回12/26(日)は2021年最後の練習になります

気持ちよく吹き納め、叩き納めして、新年を迎えましょう

もちろん「大晦日まで毎日練習するぜ」という方は、吹きながら(叩きながら)年を越すのもアリです

楽団の見学をお考えの方、年末だろうともちろん大歓迎ですので、12/26(日)お待ちしてます♪
