いつも公民館などの練習会場は17:00から利用できるのですが、だんだん日が長くなってきて到着するとまだ外が明るい

やっぱり明るい時間に練習する方がちょっと気持ち良いです
↑このような積み重ねできる椅子は「スタッキング・チェア」と言うそう
台車があると運びやすくてセッティングが楽です

スタッキング・チェア(Stacking Chair)の中でも、デンマークの建築家アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen 1902〜1971)が1955年にデザインした「セブンチェア」はその流麗な見た目と機能美で有名です
座り心地も良く、積み重ねて収納できる便利さも相まって、カフェやレストラン、オフィス、公共施設など世界中で使われています

公民館などによくある折りたたみのパイプ椅子はけっこう重いので、軽いスタッキングチェアをどんどん導入してほしいです
日本は古来から床に座る文化が長くて、今でも座布団や座敷の飲食店などをいくらでも見かけることができます
欧米の「椅子」文化にはまだまだ馴染みが少なく歴史も浅いので、いろんなところにある椅子(車のシートなども含めて)が気になることがあります

「なに?今回はイスの話ばっかりして…」
なんて思われてそうですが、はい、そーなんです
コロナ陽性者数が山口県内で多くなってきたこともあって、メンバーがあまり練習に集まりませんでしたー(正直

メンバーの皆さん、いいんです
感染リスクは絶対にないなんて言えないし、周りの方々やご家族、学校、職場への配慮も含めるとなかなか練習に行きづらいと思います

いつもお休みする時は連絡をいただけてありがたいです
「すみません」とか「申し訳ありません」なんて言ってくださるメンバーもいるのですが、謝る必要なんてまったくありません
練習したい時に気軽に来ていただくスタンスで大丈夫ですよ〜

お休みする理由も伝えていただかなくて大丈夫です
ただ「お休みします」と言っていただくだけで十分です
何かメンバーに理由などを伝えてほしい時などは、もちろん理由を言ってもらってもいいですけど

という訳で少人数での練習になりましたが、呼吸や奏法についてなど普段は聞けない悩みなどもお話ししてもらって有意義な時間でした
メトロノームを指揮者がわりに合わせてみたりして、パート練習みたいで楽しかったです

パート練習のことを「パー練」って言う学校、けっこうあったけど今でも言うのかな?(パーの連中みたいなのであまりその言葉は使わなかったけど…
パートリーダーのことを「パーリー」って言うのも、なんだかなー
と思ってたけど

吹奏楽部のことを略して「すいぶ」って言い出したのはいったいいつ頃なのか??
っていうのをいつか調査したいとずっと思ってます
初めて聞いた時は「水泳部の立場は!?」って思った

フランスの作曲家エドゥアール・ラロ(1823〜1892)のオペラ『イスの王様』の「イス」は、「椅子」ではなくてフランスのブルターニュ地方に伝わる、大洪水によって一夜にして姿を消した伝説上の都市「イス(Ys)」のことです

タイトルだけ聞くと、なんとなくイスに座った王様をイメージしてしまいます
「イスの王様」の12分くらいの序曲を吹奏楽で演奏することがあります
素晴らしい曲なのにあまり演奏されない(そういう曲、ありますよね
オーボエ、クラリネット、ホルン、そしてチェロの長いソロが美しいです
フランスの作曲家なのに、かなり(!)ワーグナーっぽい(ワーグナー大好きなのが伝わってきます
吹奏楽の人にはB.アッペルモントや樽屋雅徳の「ノアの方舟」の方が人気あるか