アンサンブルコンサートが終わって、ひさびさに全体合奏中心の練習に戻りました
ユーフォニアムの初めての見学者さんに来ていただけました
演奏経験の豊富な方で、豊潤な音色が素敵なユーフォニアム奏者さん
初見の楽譜でも素晴らしく演奏していただけました
そしてトランペット奏者さんが新しくメンバーに加わりました!
着実にメンバーが増えて来て、夏の暑さも吹き飛ぶ勢いです
かき氷でも食べたい気分だぜーい!(食べればいいじゃん
10月に開催される防府市民音楽祭で演奏する用の候補曲、「宝島」と「茶色の小瓶」の楽譜を配布しました
そして初見状態でさっそく合わせてみます
「宝島」は1980年代に人気だったフュージョン(ジャズとポップス、ロックが混じったような音楽)の4人組バンド、T-SQUARE(当時はTHE SQUARE)の曲です
サックス奏者の伊東たけしさんが吹くリリコン(ウィンドシンセサイザー、息を入れて吹く電子楽器)のサウンドがクールで斬新で、管楽器奏者の間でもセンセーションを巻き起こしました
その「宝島」を真島俊夫さんが吹奏楽に編曲した楽譜(ニューサウンズインブラス)が1987年に出版されて、それ以来30年以上吹奏楽のポップスでは不動の人気曲になっています
サンバ風のアレンジで難易度高めのその楽譜ではなくて、今回配布したのは宮川成治さん編曲の小編成用のバージョンです
ひさびさにボンゴ(奥に見えてる)が登場
一人では演奏しきれない打楽器がありますので、打楽器奏者さんぜひ来てくださ〜い
ユーフォのハモりが聴けて感動
プロの吹奏楽団でもユーフォニアムは編成の中に1人ということがありますが、やっぱり2人以上いる方が響きの豊かさと多様性でだいぶ違うと思います
「そうかもしれんけど木管楽器奏者、来てくれ〜い」の悲痛な叫び
まぁそう焦るな
そのうち来るさ〜
もう1曲の「茶色の小瓶」は19世紀後半のアメリカの曲で、元々はシンプルな民謡のような、他の国では歌詞を変えて童謡と紹介されることもある曲です
オリジナルの歌詞はお酒好きな夫婦のちょっとやけっぱちな内容で、お酒を入れてるのが「茶色の小瓶」という訳です
そんな曲をスウィングジャズにアレンジしたグレンミラー楽団の演奏が大ヒットして、21世紀の今でもスタンダードナンバーとして誰でも耳にしたことがあるメロディになっています
最近だとキリン一番搾りのCMに使われてるので、「ああ、あの曲ね」と思っていただけると思います
お酒飲めないくせに練習後に冷たい麦茶とか飲んで
「カーーっ!この一杯のために生きてる!!」
とか言うのが好きです(謎
10月の防府市民音楽祭では演奏しませんが、「セドナ」もひさびさに合奏してみました
手に持ってる鈴のような楽器は「スレイベル(Sleigh Bell)」
クリスマスソングなどで必ず使われるので、この音を聴くだけでなぜか「冬 or 雪」が連想されます
今回の初おろし、おNEW打楽器です
25個の鈴が付いた大きめのスレイベルが主流ですが、こちらは13個の鈴でやや小ぶりのタイプ
速いテンポの「セドナ」には、こちらの方がちょうど良いです
8月には、昨年に1956年以来初めての中止となった吹奏楽コンクールの予選が行われます
防府市内には全国でもトップクラスに入る吹奏楽部、吹奏楽団体がいくつかありますので、良い演奏、良い結果を獲れることを祈ってます