千本桜

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1ヶ月に2度の本番という怒涛の10月でしたが、10/31(日)は練習お休みでした

年に4回くらい日曜日が5回ある月がありますが、防府ウィンドシンフォニーではその場合どこか1日お休みにするようにしています(たまの休みになってちょうどいいかな?と思ってます)

というわけで今回は未来のプチ本番(来年3月?)で演奏予定の新曲のお知らせです

「浮世の、まにーまーにーーー♪」

まにまに言うてるこの曲は2011年にボーカロイドの初音ミクをフィーチャーしてリリースされた曲です

今でも人気のある曲で、ゲームの「太鼓の達人」で使われたりカラオケでも常にボカロ曲の上位にランクインしてます

「ボーカロイド(VOCALOID、ボカロ)」は、ヤマハが開発した人の歌声のサンプリング音源(と、それを使ったキャラクター)

つまり実在する人間(の歌声)ではありません

「人間味がない」などと眉をひそめる人もいますが、歌が上手くないアイドルよりもはるかにマシだったりします

たぶん最初は歌のバックコーラス部分などを、複数のプロの歌手を使うよりも安上がりで手間がかからなくてよいことから開発が進んだんだと思いますが、結局メインボーカルとして十分のクオリティとバーチャルアイドルとしてのキャラクター人気を獲得して今日にいたります

ヘタな地下アイドルよりも、初音ミクの方が人気も知名度も歌唱力もずっと上なわけです(がんばれ!地下アイドル

プロの歌手や楽器奏者にとっては、サンプリング音源はミスもしないし音程も完璧なので自分の仕事を奪われかねない恐怖を抱きますが、完全に人間にとって変わることはありません

初音ミクの「千本桜」は歌舞伎の人気演目「義経千本桜」とは関係なさそうですが、古典落語の「初音の鼓(はつねのつづみ)」は義経千本桜に出てくる「鼓」にまつわるお話です

「初音の鼓」は千年長生きした狐の皮で出来た鼓で宮中の宝物→義経へ下賜される

「初音」とか「鼓」とか「太鼓の達人」とか、なんとなくリンクしますね

落語のストーリーは、

「源義経が静御前に託したとされる『初音の鼓』は、打つとキツネの霊が乗り移って隣にいる人が『コンっ』と鳴く、
というのを自演したりして殿様にニセモノの鼓を大金で売りつけようとしたら、実はそれが本物の初音の鼓で殿様が『コンっ』と鳴く(で、オチ)」

というお話です

柳家喬太郎さんによる「初音の鼓」。13分くらいの落語になってます

人気曲は最近では複数の出版社が競い合うようにすぐに吹奏楽に編曲して楽譜が発売されます

昔のミュージックエイト社しかなかった時代なんて遠い過去のことになってます

この「千本桜」もミュージックエイト社、ウィンズスコア社、ロケットミュージック社、他にもいくつか吹奏楽用の楽譜が出版されてます

ネットで一応の音源が聴けたり楽譜の一部分が見られることもある便利な時代なので、ぜんぶ比べてみて今回はロケットミュージック社の金山徹さん編曲の楽譜を購入しました

↑川崎市の高校生の演奏

他社と比べてやや難易度高めでダサすぎない所が良いですが、最後の方で転調する箇所がカットされてる(転調しない)のが惜しい

オリジナルKey(D minor、クラシック系の人はd-mollですね)だし、ハモりも多めで聴き映えしそうなのがこの楽譜を選んだ理由です(ホルン大活躍

ところで!
楽団にとっての次の本番が決まりました

「防府ウィンドシンフォニー 第2回アンサンブルコンサート」!!!

2022年1月17日(日)19:00開演(寒そう、ブルブル)
会場:ルルサス防府 2階 多目的ホール

図書館も入ってるルルサス防府

2021年7月の第1回アンサンブルコンサートは普段練習に使っているサンライフ防府の研修室を使いましたが、今度は「ホール」と名の付く会場です

ちょっと下見させてもらいましたが、豪華で天井も高く少し広くなってコンサートにふさわさしい会場にグレードアップ
ユーフォニアムやテューバにとっては特に、天井の高さは重要です

1000円くらいの追加料金で、簡易ステージ(床に置く平台)も使えるよう
幅4.8m、奥行き2.4m、高さ30cmの「台」をステージとして組めるので、使ってみようかな?何人くらい乗れるか??

ルルサス防府 多目的ホール

前回は一応無観客で開催しましたが、今回はどうしようか考え中

お客様に来ていただいても失礼のない綺麗な会場ですが、メンバーから「無観客は気楽で良かった」という意見もあったりしたので

メンバーと相談して有観客にするかどうかを決めようと思います

先日演奏したウッドデッキ。画像奥の右側あたりが多目的ホール

お、本番まであと練習9回だ
来年だと思ってたらあっという間ですね

選曲、楽譜選びがホントにムズカシイです

スネアドラム三重奏で「The Rhythm」という2分くらいのシンプルな曲を見つけたので、パーカッションのメンバーにすすめてみよう

ホルストの第一組曲に出てくる「フィールドドラム(Field Drum)」というパートに使えるマーチングスネア(15インチ×13インチ)を近々導入予定です

深胴(縦長)で少し大きめなスネアドラムで、コレがあればリズムトラベラーのスネアを含めて大中小3つのスネアドラムでアンサンブルが組めます(目指せ!太鼓の達人

もちろん第一組曲でもスネアドラム+フィールドドラム両方を使って演奏する予定です
楽器自体が一般的でないのもあってプロの楽団でも省略して演奏されることの多い楽器ですが、特に響き線を伴った低めのロール音は地響きに近いような深みのあるサウンドで魅力的です

左側がフィールドドラム(これ絶対高いヤツ〜♪)

「フィールドドラム」と楽譜に指定のある曲は他にも、O.レスピーギ「ローマの祭り」、M.ラヴェル「ダフニスとクロエ」、B.バルトーク「中国の不思議な役人」、R.シュトラウス「英雄の生涯」、E.エルガー「威風堂々」、F.シュミット「ディオニソスの祭」、M.アーノルド「ピーター・ルー」などがあります

↓こんな音の出る楽器です

アンサンブルコンサートがあるので、購入済だった「千本桜」の楽譜は12月くらいまで配布しない(内緒にしておく)つもりでしたが、先日の市民音楽祭の本番後に最年少パーカッショニストから、

「次なんの曲やるん?千本桜!」

とみんなの前で予言者のように当てられてしまったので(千本桜の『せ』の字も言ってないのに)、隠すことでもないし発表してしまいました

他にも近い未来に予定されてる楽団主催第1回コンサート候補曲としてずっと練習している「セドナ」や「ディズニーランド・セレブレーション」などの曲たちも11月から練習再開します

「千本桜」の楽譜を配布しての初見大会も含めて、次回11/7(日)の練習が楽しみです

新しく防府ウィンドシンフォニーに入ろうかな?という方にも絶好のタイミングになりますので、見学ぜひお待ちしてます

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