活動

第9回アンサンブルコンサート

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9回目になる楽団主催のアンサンブルコンサートを大盛況で終えました

本番の8月11日(月祝)は、山の日

その2日前の土曜日に最後の練習とゲネプロ、だったのですが

どうも天候が危うい

ゲネプロ翌日の日曜日(本番前日)は真夏の豪雨になるという予報

8分の6拍子の優雅で高貴なファンファーレでゲネプロスタート

ファンファーレで雨を吹き飛ばせ

ワイルドでjazzyなデュエットで線状降水帯を弱めろ(?)

天候の懸念に加えて、発熱でゲネプロ欠席のメンバーが(ヤバし)

アンサンブルは1人でも欠けると全体の歯車が大きく狂ってしまう、という点でも大編成よりシビア

急遽代理でドラムセットを見事に演奏するパーカッション奏者

本番はどうなる!?

メンバーからの愛のメッセージは伝わるのか?

そして迫り来る低気(圧)

七重奏の曲名は「Happy End」

ハッピーエンドに持ち込めるか?(なんか結びつけようとするの、もうええわ)

アルトサックスデビューを二重奏でやるという、メンタル無敵メンバー

並び方、左右逆にするべきやったね(本番終わるまで気づかなくてゴメン)

「ルパン三世のテーマ」で、シロフォン(卓上木琴)を急遽代理で演奏するトランペット奏者

初見とは思えないマレットさばき

グロッケン(小さい鉄琴)を代理奏者が

そして司会も急遽代理でフルート奏者さんにやってもらう

ゆったりと聞きやすい口調がナイス

なんとかゲネプロを終えて、2日後の本番に備える

メンバーが熱が下がらず出演できなかった時のため、別の司会台本を作成

そして日曜日、予想以上の豪雨で「明日、コンサート開催されるのか?」というお問い合わせも

日曜日の午後にやっと出来上がったもう1つの司会台本を、代理で司会をするメンバーなどに送った直後

「ただの風邪でした 熱も下がったので明日行けます! お騒がせしました笑」

(いや、良かったけどー…笑じゃねーし

そして本番当日

なんとか雨は弱まって、ゲストのロン・ボヌール・ソノリティの方々も無事に来ていただけました

山口県の西側は前日から通行止めがあったり交通事情も良くなかったのですが、当日午前中の防府市は雨が止んでる時間帯も(良かった良かった)

本番会場で順調にリハーサル、かと思われたが渦中の人物が来てない

携帯を見ると

10時集合なんですけどー(怒)

病み上がりじゃなかったら、し○く

全てのアンサンブルがリハーサルを終えて、お昼ごはんも食べて準備オッケー

そして予定より少し早めに開場(アスピラートはロビーに空調を入れてくれないので、蒸し暑いロビーでお客様を待たせない為)

コンサート開始のご挨拶もバッチリ

「本日はご来場いただきまして、ありがとうございます」

「携帯電話はマナーモードにお願いします」

そして華やかにファンファーレで幕開け

高らかに響くトランペット

輝かしいサウンドはトランペットの最も魅力的な側面(ファンファーレ、恒例にしよっかな)

続いてトランペットとドラムセットによる二重奏

ドラムのテクニックがふんだんに盛り込まれてたり、トランペットのハーマンミュートによるジャズ風なフレーズなど、聴こどころ満載

続いてトロンボーンとドラムセットによる三重奏

荒々しい感じと迫力が表現できてた?

続いていろんな楽器による七重奏

ミニマルミュージックを管楽器でやるのは大変で良さが伝わりにくいけど、必死にがんばるメンバー

そしてゲストのロン・ボヌール・ソノリティ木管五重奏団による演奏

ゆったりとした曲が多く難しいプログラムを、素晴らしく聴かせていただけました

演奏後にインタビューコーナー

「豪雨の中、泳いで来たんですか?」

そんな質問は…なかったです

そしてコンサート前半のラストは木管楽器と金管楽器、両方が入る五重奏

音色的にも音量的にもバランスが取りづらい編成を、がんばって演奏

コンサート前半を終えて、15分間休憩のアナウンス

飲み物の自動販売機の場所まで言ってくれて、親切

今回は出演者数が過去最多、お客さまも多くなりそうだったので、客席のレイアウトを少し変更

一部を「出演者席」として確保して、控え室とスムーズに出入りできるようにしてみました(そもそも『市民ギャラリー』なので、演奏会場として作られてない)

来場者数は天候と交通事情が良くなかったにも関わらず過去最多で、控え室のイスを全て客席に出しても足りないくらい(天気が良かったら入りきれなかった?)

雨の中ご来場いただいたお客さま、ありがとうございました!
(今後もっとお客さま増えたら、市民ギャラリーもう限界かな?)

コンサート後半の最初はトロンボーン二重奏

忙しくて合わせる時間が少ない中、がんばってました

続いてアルトサックス二重奏

フルートとサックスは近似性あるけど、やっぱり違う楽器

初めて人前で演奏した勇気が素晴らしい

続いてトランペット三重奏

昭和の刑事ドラマ「太陽にほえろ」のテーマとすごく似てる(てゆーかほぼ同じ)「名探偵コナン」メインテーマを、リズム感良く演奏

ちょっと曲が短かったですね(汗)

続いてグロッケンとシロフォン(卓上木琴)とドラムセットによる三重奏

シロフォンが楽団にやって来て、打楽器アンサンブルのレパートリーがかなりやりやすくなりました(鍵盤打楽器が複数必要な楽譜が多いので)

続いてトランペット四重奏

同じ楽器によるアンサンブルはパート練習みたいな感じで、セクション全体の技量の向上にもつながるので良いです

どの楽器(パート)も人数増えてほしいー

そしてゲストのロン・ボヌール・ソノリティ・サクソフォーン四重奏団による素晴らしい演奏

こちらも演奏後にインタビューを敢行

これから質問をする人たちのド真ん前にインタビュアーが(お尻を向けて)飛び出てしまい、失礼しました(ゲネプロって大事。インタビュー位置もバミっとくべきだった…)

コンプライアンスぎりぎりの質問は!?

出なかったけど、楽しいコーナーになりました

コンサートのラストは本日最大編成の九重奏

お客さんに「かわいいだけじゃだめですか?」って一緒に言ってもらうコーナー、やれば良かった

危うく曲が止まりかけるハプニングはあったけど、なんとか演奏を終えアンコールまでいただく

そして、

「アンコールはありません」

(↑すみません。今後余裕ができたらアンコール曲ご用意します)

いつもお世話になっている防府市文化協会さん、今回もありがとうございました

なんとかコンサートを終えて、身も心もヘトヘト

記念撮影後、打楽器を片付け始めたら渦中のメンバーが、

「ねぇ、もう帰っていい?」

…気絶する西山…(自分が使った打楽器くらい片付けてくれーぃ…遠のく記憶……)

まぁ、いつものことではあるけど(将来が心配です!!)

病み上がりじゃなかったらマヂでし○く!

気絶したままお盆ということで黄泉の国へ連れ去られかけましたが、なんとか現世に生還

やはりアンサンブルは選曲と準備がチョー大切(大編成もだけど)

ということを、わかってはいたけど実感したコンサートでした

曲の難易度、編成、組みたいメンバー、やりたい曲、そして一番大切な聴いていただくお客様のこと、それぞれを過不足なくバランスよく考えて楽譜を準備するのって、めちゃめちゃ難しくて大変

基本的にアンサンブルコンサートの選曲はメンバーに自由にやってもらってます

吹奏楽人の選曲って、好みの押し付けや自己満足に陥りがち

なので日本全国、吹奏楽ってお客さんが(身内しか)入らない

ずーっとお決まりの定番クラシック音楽をやるアマチュアオーケストラの方が、入場料が高くてもお客さんが入ってるという現実(すら知らない吹奏楽人)

お客さんに媚びた選曲にしろ、と言ってるのではないです

吹奏楽はやれる曲や楽譜の調達が難し…かったのは過去のこと

今は楽譜も豊富で探しやすくなってます

つまり後は曲を選ぶ人が良い楽譜をいかに探すか、ということ(管打楽器で演奏するのに向いてる曲を選ぶのがポイント、イマイチな出版譜もたくさんあります)

人が少ないのが一番のネックで『組みたくても組めない』ってのはあるけど

「吹奏楽なんてテキトーにやって、自分たちが楽しければいいっしょ」

っていう人が、残念ながら多い吹奏楽界(←そういう人は、人前で演奏しちゃダメ!絶対に。騒音公害と同じ)

「上手いか下手か」とかいう問題以上に、しっかり準備してるかどうかは、音楽に詳しくないお客さんにも確実に伝わります

苦言が多くてすんません

無謀な選曲や無茶なやり方を、なんだか平気でやってしまうことのないよう

そしていつも準備が遅いチームが多い

音楽は「段取り」が全て

なんかコンサート直前まで手の内を見せたくないん?と思えてしまうほど(そんなサプライズ大会じゃないよ)

恥ずかしがってる場合じゃないので、とっとと楽譜準備して半年間じっくり練習してお客さまに聴いていただきましょうね

いくらでも選曲の相談してください

曲を選んだりチームを組むのって、楽しくてワクワクするもの

まぁ親や先生に何事も決めてもらうのが実は楽、というのは後で気づくものではあるけど(楽してたら成長しません)

ちゃんとしっかり準備してたチームも、もちろんありましたよ!Good!!

つい高望みしてしまうけど、少しずつ進歩してるのでヨシとするべきか

今回ステージマネージャーを初めて演奏者じゃない方にお願いしましたが、初めてとは思えない素晴らしいステージ捌きで安心してお任せできました

コンサートは選曲もだけど、ステマネもめちゃ重要

次回の「第10回記念!アンサンブルコンサート」は、来年2026年2月11日(水祝)14時開演

会場は今回と同じ「アスピラート 1階 市民ギャラリー」を予定してます

防府ウィンドシンフォニーは珍しく2週連続で夏休み

次回の練習は8/30(土)です

楽団の見学、大歓迎でお待ちしてます

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