2025年の本番に向けて「ウィーアー!」の楽譜を配布しました
1999年からフジテレビ系列で放送されてるアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」の初代オープニングテーマ
ワンピース、25年(四半世紀)もやってるんですね
トランペットのバッキングが1st、2nd、3rdで手分けしてスラーでやるようなアレンジになってるけど、オリジナルと同じように全員でダブルタンギングでやった方が断然カッコ良い
難易度を下げようとして、中途半端な感じになってる(う〜ん)

編曲の細かい所を気にしだすとキリがないけどー
今回からアンサンブルコンサートに向けて、全体合奏を30分間減らして、アンサンブルの練習時間を30分間増やしました

防府ウィンドシンフォニー「第8回アンサンブル・コンサート」は、
2025年2月11日(火祝) 14:00開演
会場:アスピラート(防府市地域交流センター)1階 市民ギャラリー
入場無料 全席自由

前回2024年7月の第7回アンサンブルコンサートのプログラム(パンフレット)の裏表紙に「次回予告!」としてお知らせしたものから日時が変更になってます
ので、お気をつけください

→2月11日(火祝)に変更になりました
しかし真冬ですなー
大雪とかにならなければいいけど

夏の吹奏楽コンクールがメインの活動の中学高校吹奏楽部が多いですが、冬はアンサンブルコンテストが全国各地で繰り広げられます
12月末の山口県大会→来年2月の中国大会(鳥取市)→3月の全国大会(福井市)というのが、2024年度のスケジュール

編成は3人以上8人以下、5分間以内の自由曲のみ、各学校から2団体まで出演できる
というルールで何十年もやってると思います

つまりその学校の「選ばれしメンバー」しか出演できない
金管アンサンブルはフィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルの10人編成の楽譜がたくさんあるので、人数制限を10人までに増やせばいいのに

と、ずーっと思ってますが、今さらルールは変えられないんでしょうね
今回が第48回大会ということなので、半世紀近くもやってる伝統あるコンテスト(コンクール)

日本の吹奏楽コンクールは世界的に見てもレベルが高いと思いますが、アンサンブルコンテストは夏のコンクール以上にレベルが高いです
ホルンの守山光三先生が以前アンサンブルコンテスト全国大会の審査員をした時に「アンコン全国大会、プロ並みにレベル高いから普通にコンサートとして聴きに行った方がいいよ」と音大生たちに薦めてました

みんな「アンコン」って略して言うけど、以前フルートの友達に「アンコンに出る学校にフルート教えに行ってくれる?」って聞いたら、
「あんこん、って何?」
吹奏楽用語でした〜(吹奏楽部を経験してないフルート奏者、います)

吹奏楽の人にしか伝わらない「吹奏楽用語」みたいなの、たくさんあります
「すいぶ」は今だに納得いかんわ(水泳部の立場は)
「すいそーがくぶ」って言葉が長いからでしょうけど

大編成(大人数)の吹奏楽の演奏が魅力的なのはもちろんですが、夏のコンクールでは変な慣例とかおかしな風習みたいなのが気になることあります(演奏面でも、演奏面以外でも)
アンサンブルコンテストはそういったのがなくて、純粋に音楽として楽しめる

アンサンブルをやること自体、全体合奏のレベルアップに直結するし、その人の音楽性を高めるのに最も効果的
なのに吹奏楽界隈では夏のコンクールに比べると、アンサンブルにはあまり力を入れない傾向

全員がアンコンに出場できないのが主な理由だと思いますが、アンコンに出なくても、そして冬だけじゃなく1年を通してアンサンブルを絶対にやるべき
といつも力説してますが、みなさん大編成の「自分がいてもいなくても大して変わらないでしょ」って感じのお気楽ぬるま湯環境が大好き

ちょっとしたミスや音程のズレが目立ってしまうアンサンブル
厳しい環境に身を置いて、常に自分の演奏に磨きをかける方がやりがいも感じられますよ
さて、2025年以降のレパートリーにルロイ・アンダーソンの「らっぱ吹きの休日」を加えるべく楽譜を購入
世界中で老若男女に大人気の曲ですが、トランペッターにとってはかなりの難曲

次回12/14(土)の練習で初見大会
果たして演奏できるのか??
