カバサを初めて導入しました

小学生パーカッショニストから
「カバさん?」
とか、何か忘れたけど
「トド?」
とか、テキトー言い間違い多発でメンバー爆笑

カバサは南米発祥の打楽器です
本体にたくさんの小さなビーズが巻き付けてあって、主にそのビーズをすり合わせて(動かして)音を出します
「カバサ」という言葉自体は「ひょうたん」という意味で、アフリカの「シェケレ」という楽器がルーツだと言われてます

シェケレは乾燥させた本物の「ひょうたん」に、植物の実などを巻き付けて作られた楽器です
けっこう大きくてかさばるのもあって、本体にもっと小さい椰子の実(ココナッツ)などを使って、さらに持ちやすいように「柄(え、持ち手)」を付けたものが本来の「カバサ」です

が、それすらも椰子の実が割れたり、原材料の調達のしにくさ、楽器としてのコストの問題などあるので、今では木などの本体に金属のビーズを使った「メタルカバサ」が一般的になってます

椰子の実などを使った本物のカバサはあまり使われなくて、実際に使われるのはメタルカバサの方がほとんどなので、現在ではメタルカバサのことを慣例的に「カバサ」と呼ぶことが多いです

カスタネットなどの小物打楽器は世間ではバカにされがちですが、小さくてもいろんな音が出せて演奏方法も多種多様です(どの楽器も奥が深い
合奏してると音楽に引き寄せられてカマキリくんがやってきました

森の音楽隊にカマキリいたっけ?
仕方ないなー、入団していいよ
楽器は、そうねー、コントラバスでもやる?

あ、弦を鎌で切らないようにね!

次回の練習は木管楽器の見学者さんに来ていただける予定で今から楽しみです

そして秋の小本番用の候補曲の楽譜を、さらに1曲追加で配布します
新曲はグレン・ミラー楽団の「イン・ザ・ムード」
モダンなアレンジがカッコよい
過去にやった「茶色の小瓶」が好評だったので、ジャズ曲レパートリーの続編

カマキリくんに続いて、楽団の見学はいつでも超ウェルカムでお待ちしてます!
