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クラリネット奏者登場

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クラリネットの初めての見学者さんに来ていただけました

しっかりとした良い音色で、初見の楽譜でもすぐに対応できる方で素晴らしい

ぜひまた来ていただけるとうれしいです

10/2(日)にJR防府駅近くのルルサス防府わっしょい広場で開催される「天神まちかどフェスタ2022」用の候補曲として、「イン・ザ・ムード」の楽譜を配布しました

1940年代前後のアメリカではビッグバンドが全盛期で、当時のレパートリーは今でも世界中で定番曲として人気があります

グレン・ミラー楽団は時々クラリネットが加わるのが特徴的

日本でも少し遅れて「ジャズブーム」のようなものがあって、その後は落ち着いて今では一つの音楽ジャンルとして定着しています

標準的なビッグバンドの編成

ビッグバンドではデューク・エリントン楽団やカウント・ベイシー楽団よりも、日本ではなぜかベニー・グッドマン楽団やグレン・ミラー楽団の方が人気があるように思えます

ベニー・グッドマンの「シング・シング・シング」は吹奏楽でもずっと人気曲です

ベニー・グッドマンさんはクラリネット奏者

「イン・ザ・ムード」はグレン・ミラー楽団のレパートリーの中でも、何かのBGMやTV-CMなども含めて一番よく耳にすることがある曲です

短い中にいろんな要素が詰め込んであって、音楽に興味がない人でも楽しくなってしまうような人気曲です

グレン・ミラーさんはトロンボーン奏者

1950年代になって長時間再生できるLPレコードが普及する前は、モノラル録音のSPレコードが主流でした

78回転のSPレコード
1950年代以降に普及する「LP盤(Long Playing Record)」に対して、元々あったので「SP盤(Standard Playing Record)」と、後で名付けられたそう

直径25cm〜30cmくらいのレコードは片面でたった4分くらいしか再生できないものですが、現在の価格にすると1枚で数千円〜数万円もするものでした

SP盤を再生する「蓄音器」
電動ではなく「手巻き(ぜんまい式)」、ボリューム(音量)調節はできません!

それでも「家で音楽が聴ける」「ラジオと違って好きな時に好きな曲を聴ける」というのは画期的なことだったようです

比べてみると今は巷に音楽があふれすぎていて、ありがたみを感じにくくなってますね

針は鉄製が主流でしたが「竹製」や「サボテンの棘(とげ)製」もあります

そんな訳で1950年代くらいまでは1曲を「約4分間」にまとめて、SPレコードの片面に収めるというフォーマットが定着してました
(CDと違って、レコードはA面(表面)とB面(裏面)の「両面」に音が刻まれてるものが多いです)

ちなみに長いクラシック音楽のSPレコードもありましたが、4分くらい再生しては盤をひっくり返して、続きは違う盤をまた再生して、という作業の繰り返しをして聴いていたわけです(信じられる?

例えば40分くらいの交響曲を1曲聴くのに、5〜6枚のSPレコードを10回以上途切れながら聴いていたのです

そういった数枚でひとまとまりになるレコードのセットが「写真のアルバム」のような大きい収納ケースに入れて販売されていて、今でもアーティストのシングル盤に対して数曲が入ったCDを「アルバム」と言うのは、それが由来です

1枚あたり7500円のSP盤だとして、5枚組アルバムなら37500円!(で、40分くらい

なので昔のポピュラーミュージックは基本4分くらいの録音用とも言えるフォーマットがあって、実際にお客さんの前で演奏する時には特にジャズ曲だと5分、10分、時にはもっと長く引き伸ばして演奏するわけです

今回配布した楽譜は4分程度のオーソドックスな「イン・ザ・ムード」の吹奏楽版といった感じですが、イントロ部分だけ付け加えられてます

ザ・トゥナイトショー・バンド(Leader:Doc Severinsen)が演奏する「イン・ザ・ムード」

トランペットとフリューゲルホルンの演奏でも優れているジェフ・ティジック(Jeff Tyzik)が、アメリカの長寿TV番組「ザ・トゥナイト・ショー」で演奏するドク・セヴァリンセンがリーダーのバンドの為にアレンジした楽譜のイントロ部分を、ほぼそのまま使ってます

「ザ・トゥナイト・ショー」は1954年から現在も続いてる深夜のトーク番組で、 月曜〜金曜まで毎日超一流ミュージシャンによるビッグバンドの生演奏付きでやってるというので驚きです

TV番組内で演奏するトゥナイト・ショー・バンド(3分半くらいの動画)

日本の紅白歌合戦は年に1回なのに数年前から生バンドがなくなってしまったのと比べると、その豪華さが半端じゃないですね

そんなジェフ・ティジック作のカッコ良いイントロ(楽譜も販売されてます)をそのままパクって引用して大丈夫なのか?と思いますが、スコアには編曲者のコメントで「イントロをショー風に派手にアレンジしています。」と書かれてます(ほぼパクリなのに恥ずかしくないのかな?)

先日楽譜を配布した「そりすべり」も、作曲者のルロイ・アンダーソン自身が吹奏楽用に作った楽譜と内容は「ほぼ」同じですが、しっかりと日本の編曲者の名前で出版されてます

う〜ん

日本の吹奏楽の出版社やアレンジャーにはがんばってほしいので応援してます

次回8/28(日)の練習はまたまた木管楽器の見学者さんに来ていただけそうで楽しみです

金管楽器、打楽器奏者の方も、ぜひ楽団の見学お待ちしてます!

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