いよいよ初本番まで1ヶ月を切りました

未来の楽団員さんは演奏が上手くいくと「ぶらぼー(たぶん)」と絶妙のタイミングで言ってくれます
そのカワイイ掛け声にメンバーのボルテージも上がりまくりです
大向こうの才能もあると思われるので、きっと歌舞伎座からスカウトが来ることでしょう
(練習中『なりこまやっ』とか言ってくれたらウケる)

大見得を切る練習をしておかねば(時々「伝統芸能顔」と言われます)
音がもう少しほしい部分や響きに厚みを出したい箇所などあるので、手書きの楽譜をメンバーに追加で渡しました

こういうことをすると
『え〜〜っ!(ヤダー)』という反応をされることも多いのですが、
『(へいっ)お安い御用です』とばかりに、イヤな顔一つせずに笑顔で軽やかに受け取ってくれるメンバーたち
頼もしいです
むしろちょっとうれしそう(と勝手に想像)にも見えます

現在、大編成には程遠い人数でやっておりますので、どうしても一人ひとりの演奏の負担は多めになってしまいます(その負担をさらに増やす鬼指揮者)
10/25(日)の本番は2曲で10分程度のプログラムですが、楽譜にはほとんど休符やお休みがなかったりします
時々出てくる1拍や2拍の休符が、砂漠に突如あらわれたオアシスのように感じてしまうのです
『ををを!恵の水(休符)じゃあ〜〜』
そんなオアシスのような数少ない休符を目の前で悪代官のごとく奪ってしまい、申し訳なく思っております(テヘ

悪代官(指揮者)『休符を年貢として納めるのじゃ!オアシスなど幻なのじゃ!!』
農民(演奏者)『ま〜ぼ〜ろ〜し〜〜〜っ!』
楽譜の手書きはシンドいので楽譜作成ソフトがずっとほしいのですが、
「無料のソフトで覚えるより、最初からFinaleかSibelius(という有料のソフト)を買って覚える方がいいよなー」
などとためらいつつ早何年(はァ
そのうちパソコンで作成した美しい楽譜を渡せる日が来るかもしれません

悪代官(指揮者)『楽器ケースにペタペタとシールを貼るとは何事じゃ!休符一切なし追加楽譜の刑に処す!!』
心優しき笛奏者『おだいかんさま〜!なにとぞブレス(息継ぎ)だけは、ブレスだけはご勘弁を〜〜!!』
防府ウィンドシンフォニーは修羅場などのない平和な楽団ですので、どうぞお気軽な見学をお待ちしておるのでござるじゃ
