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HAPPY NEW YEAR 2025

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あけましておめでとうございます

防府ウィンドシンフォニーの年末年始は、なんと通常通り

特に休みの週のない、珍しい年越しでした

お休みするメンバーが多いかな?と思いきや、みんな練習熱心で素晴らしい

2月11日(火祝)の「第8回アンサンブル・コンサート」のチラシをデザインしてみました

すでに印刷業者に入稿してて、次回1/11(土)の練習の時までに届けば、メンバーに配布できると思います

もちろん関係各所にチラシを置いていただいて、宣伝していきます

合奏時に「ヴィブラートかけていきましょう」と言ったところ、

(ヴィブラートなんてかけたことない、てゆーかかけようと思ったこともない…)
といった雰囲気

管楽器や弦楽器のヴィブラートは表情豊かに演奏するのにとても効果的、基本テクニックと言っても良いです

が、確かに中高生や楽器初心者にとっては、なんだか高等テクニックに感じてしまいがち

「ヴィブラートって、どうやってかけるの?」

楽器によって違うし、その楽器の中でもいろんなやり方があります

フルート奏者がヴィブラートについて研究した文章を読んだことがありますが、やり方は目に見えないし結局のところ明確じゃない「突き詰めると(本人も)よくわからん」といった感じでした

ヴィブラートに限らず、演奏のテクニックって文字や言葉にしにくいことが多いです(アンブシュアやタンギングなんて目に見えないし、説明しづらい。誤解も多い)

ヴィブラートは手段であって、目的ではありません

「美しく表情豊かに歌って演奏したら、勝手にヴィブラートがかかってた」

というのが理想です

が、それだと親切丁寧に教えたとは思われないので、まずは形からでも入ってみるのは悪くありません

楽器にもよりますが、管楽器の場合吹きながら下アゴ(下唇の下のあたり)を「上下」に動かすことで「わんわんわん…」と少し音程を動かすことができます

最初は不自然でも、まずは「わんわんわん…」と音程を微妙に上下させて、それを早くやったり遅くやったり、大きく動かしたりちょっと動かしたり

とやってると、数週間もすれば慣れてきます(恥ずかしがらずにどんどんやりましょう)

で、フレーズやテンポにもよりますが、まぁ二分音符よりも長いくらいの音が出てきた時にちょっとそれ(ヴィブラート)をやってみるとあら不思議

幼稚な演奏が一気に大人っぽくなります

気を良くしてヴィブラートをかけすぎるのは厳禁

一気に陳腐でわざとらしい、下品なフレージングになってしまうのでお気をつけください

割とヴィブラートをかけやすいチェロやサックスやユーフォニアムの人たちは、ちょっとかけすぎることが多いように思えます(表情過多=大根役者)

ヴィブラートはほんのちょっとで効果絶大

ついつい気持ちよくなって自己陶酔(聴いてる人ぽかーんのナルシスト)にならないようにしましょう

ヴィブラートは他にもメリットがたくさんあります

息をしっかり入れ続けてないとかけられないので、逆に「深くブレス(呼吸)ができてるか」のチェックになります

あと、音程が多少合ってなくても誤魔化せます(←言い方は悪いけど、ホントに便利)

思った以上に豊かな音色とフレーズに表情がつくので、どの楽器の人でもやってみましょう

ヴィブラートのかけ方で、表情も変えられます

フルートの後輩(男子)で何を吹いても野口五郎(古っ)っぽくなるヤツがいて、よくみんなで「出た!野口五郎ヴィブラート!」と言って笑ってました

ヴィブラートでその人の個性(その人らしさ)も出ますが、上手くないヴィブラートを「個性」とはしない方が良いです

 歌、金管楽器、リード楽器、フルート、それぞれヴィブラートのかけ方が違う

ヴィブラートには地域性やお国柄もあって、おもしろいです

クラリネットやホルンは、比較的ヴィブラートをかけないことが多いです

かけなくてももともと音色が魅力的、ということもありますが、ホルンやクラリネットの方もぜひヴィブラートを研究してみるといいと思います

アメリカやイギリス、フランスの奏者の特徴的なヴィブラートを馬鹿にする向きもあります

他にもチェコの奏者はまた一味違ったヴィブラートだったりしますが、聴き慣れないスタイルを否定したり毛嫌いするよりそれぞれの違いや良さ、合う曲などを見つける方が楽しいと思います

ドイツやオーストリアなどの中央ヨーロッパあたりは、どの管楽器もあまりヴィブラートをかけないで音色の深みだけで勝負するような風潮があります

それができれば素晴らしいですが、なかなか真似できません

ヴィブラートに慣れてきたら、逆に一切ヴィブラートをかけずに表情豊かに演奏することに挑戦するのも良いです

ピリオド楽器(時代楽器、古楽器)の一流の奏者たちのヴィブラートをほとんどかけないけど素晴らしい演奏を聴くと、なんとも新鮮で同じ曲とは思えない時があります

ピーター・ウィスペルウェイが弾くハイドンのチェロ協奏曲
ただ速いというより、爽やかな風が吹き抜けていく感じ
時代楽器オーケストラの演奏も信じられないほど見事

だいたい慣れすぎて当たり前になって、ヴィブラートかけすぎキモ演奏に陥りがち

香水を日常的につけてる人が、鼻が麻痺してくるのかすごい匂いを振り撒いて本人は気づいてないのにも似てます

J-POPのアーティストでもヴィブラートが変でおかしな歌い方になってる人、何人も思い当たりますよね(よくモノマネされてるような人とか)

「個性的」とか「味がありますね」とか言われて、裸の王様状態になるのかも(有名になればなるほど誰も指摘してくれなくなる…)

その音楽のスタイルに合ったヴィブラートを使い分けられるようになったら、一流奏者です

必ず深い呼吸と「歌心」が連動してくるので簡単ではありませんが「2025年、ヴィブラートを美しくかける!」を目標にしてみるのも良いと思います

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