防府ウィンドシンフォニーにとって初のプチ演奏旅行、岩国ツアーを無事終えました
シンフォニア岩国(山口県民文化ホールいわくに)の主催公演<シンフォニア・フェスタ>というシリーズの「みんなの発表会♪」に出演団体として選ばれる、とても名誉な経験でした
というわけで朝から土砂降りの雨とそれでも散らない満開の桜の中、低気圧とともに山口県内で最も広島県寄りにある岩国市へ旅立ちます

楽屋に入ると飲み物とお菓子が用意されています
「ご自由にどうぞ」
なんて高待遇なんだ
高級ホテルにでもチェックインした気分です(言いすぎー
そして完全防音の練習室で音出しさせていただけます
二重扉を閉めると、外にはまったく音が聴こえません
なのに適度に反響のある部屋で、無機質なスタジオとは一線を画す素晴らしい作りです

とかなんとか言ってるけど、朝からバタバタと心の余裕などナシ
そして本番90分前になってなんと!
管楽器奏者の感染防止の必需品、吸水シート(メンバー全員分)を家に忘れてきていることに気づく…
なんてことだ
前日に早々と「明日の準備、オッケー♪」
とローラ風にほっぺたたこ焼きを作れるくらいの余裕をかましていたのに

きのうの自分との落差に膝から崩れ落ち、そして悲報をメンバーに伝える
誰も「なにやってんすかー」などと咎めることもなく、
「それは仕方ないです」といった表情
なんて心の広い人たちなんだ、と感動…
してる暇があったらなんとかしろ!
スライディング高速土下座でメンバーに謝りたい気持ちを抑えてホールのスタッフさんに事情をお話しし、人数分の布巾をお借りすることができました
シンフォニア岩国の優しいスタッフさん、本当にありがとうございました!

3週間前に防府でやったプログラムに、新たに司会、クイズコーナー(挿入曲あり)などを加えて、なんとか30分程度のステージを作ることができました
マンボNo.5の「うーっ!」も、みんなボディブローを食らったかのようにキメてくれました
トランペット少年は演奏に司会にパーカッションにと大活躍
事前に渡していた司会台本を読むくらいは余裕でこなせそうだったので、本番で突然のアドリブ、さらにメンバーへのインタビューレポーターなどをフってみたところ、見事に臨機応変な対応
ブラヴォーです

防府に戻ってくると雨はやんでいて青空が
嵐のようなひと月2回本番をなんとかこなして、人数もレパートリーも少ない中、楽団として成長が感じられます(忘れ物したくせに上から目線)
4月からは、次の本番のアンサンブルコンサート(7月?)、10月の防府市民音楽祭、来年のフェスタ・アスピラート、他にも人前で演奏できるチャンスがあったらどんどんやっていきたいと思っています
そしてメンバーがある程度集まってきたら楽団としての第1回演奏会を企画して、ホールを押さえたりと準備に入ろうと思います
4月から新生活の方、楽団の見学お待ちしてます♪
