3月6日(日)に開催される「フェスタ・アスピラート2022(音楽部門)」
JR防府駅近くのアスピラート(防府市地域交流センター)が毎年開催しているイヴェントで、いろんな音楽団体が3階の音楽ホールと1階の市民スペースで演奏します
朝10:00から始まって、防府ウィンドシンフォニーの出番はお昼休憩(1時間)の後、13:00〜13:15の予定です(3階の音楽ホールの方)
演奏するのは「ドラゴンクエスト〜序曲」と「千本桜(初音ミク)」の2曲
入場無料でどなたでもお聴きいただけますので、ぜひご来場ください
昨年は無観客で動画配信(YouTube)でしたが、今回はお客様がいらっしゃる中で演奏できるので楽しみです
という訳で本番2週間前でしたが、ひさしぶりにメンバーがたくさん集まって充実した練習になりました
最年少メンバーに、
「地球グミって知っとる?」と聞かれ、
「知らん」って言ったら自分以外はみんな知っててワオ!
目玉グミ、っていうのもあるよ!
と見せてくれました
「ドラクエ」冒頭のファンファーレぽいフレーズを、フリューゲルホルンとユーフォニアムの二重奏でやってみると、なかなかいい感じ
縦に持つとミニチュア版ユーフォニアム?
だからか、なんだか音がよく合うこの2つの楽器
短いフレーズですがトランペット少年のフリューゲルホルンデビューになりそう
フリューゲルホルンはトランペット奏者が持ち替えて使う楽器で、柔らかくて透明感のある独特の音色が魅力的です
マウスパイプが短くて、すぐに第1ピストンにつながります
チューニングはこのマウスパイプを抜いてネジで止めるという、最初に発明した人に「よく思いついたで賞」をあげたくなる画期的な方法
そして第3ピストンから出る長〜いベルがどんどん太くなっていって、ベルの先端付近はかなりぶっとくなります
いろんなメーカーが管の「巻き」をあれこれ試してきましたが、現在主流になっているのはフランスのケノン(Couesnon)というメーカーが昔デザインした巻きです
ヤマハも1970年代に初めてフリューゲルホルンを作ったときはケノンの楽器のデザインをかなり真似たのがわかります
クラーク・テリーやフレディ・ハバードといったジャズの名手たちが演奏するフリューゲルホルンを聴いてトランペッターはみんな憧れる楽器ですが、あまり演奏する機会はありません
トランペット以外の人たちからも人気のある楽器で
「トランペットはちょっと音がうるさいけど、フリューゲルホルンは音色が好き」
とか言われることも多いです
フリューゲルホルンのみを演奏するチャック・マンジョーネは、そのクールな演奏で世界的に人気者になりました
歌が入らないインストゥルメンタル曲なのにビルボードなどの全米のヒットチャートで上位に入った「フィール・ソー・グッド」や「サンチェスの子供たち」は、ジャズ(フュージョン)界では異例とも言える人気曲になりました
金管楽器と打楽器で激しく動きながら演奏するショーアップされたエンターテイメントで2000年代に日本でも大人気だった「Blast!(ブラスト!)」でも、チャック・マンジョーネの「ランド・オブ・メイク・ビリーヴ」が使われてました
フェスタ・アスピラートにはいろんな都合でどうしても出演できないメンバーもいますが、今は世の情勢的に仕方ない時期なのでまた一緒に演奏できるチャンスを楽しみにお待ちしてます
コンビニに行った時に感じの良い店員さんがなんとなく楽器やってる(やってた)人ぽかったので(音楽人への嗅覚)、勇気を出して声を掛けてみる(ナンパじゃないっすよ
「もしかして何か楽器とかやってましたか?」
「あ、ホルンやってました」(ビンゴ!
「え!(これこれこういう)楽団がありますので、ぜひ来てください!(アヤシイ者ではありません。ホルンあります!!)」
防府ウィンドシンフォニーのこと、ぜんぜん知らなかったぽい
(う…まだまだ世に知られてないか
来てくれるといいなー
楽団の活動とは関係ありませんが、ミニコンサートのお知らせです
2022年2月27日(日) 10:00〜10:30(朝です)
場所:防府市まちの駅 うめてらす(店内の休憩コーナー、防府天満宮の参道のお店)
トランペット:西山 雅人
ピアノ:荒瀬 美保
「トランペット・ソナタ」H.パーセル
「Landscape Firstlight」荒瀬 美保
「リカード・ボサノヴァ」D.フェレイラ
「トップ・オブ・ザ・ワールド」(カーペンターズ)
「Everything」(MISIA)
「アイ・ガット・リズム」G.ガーシュイン
他
https://ume-terrace.jp/news/2022/umeevents12_2
練習でお世話になっている楽友館の方が、ヴァイオリンで1曲ゲスト出演していただけます
ピッコロトランペットやフリューゲルホルンも演奏しますのでぜひ♪