先日の初本番、防府市民音楽祭の模様が「ほうふ日報」の10月30日(金)号に掲載されていました
なんとトリをつとめた我々、防府ウィンドシンフォニーが一面トップに写真入りで載っているではないか!
新聞オンライン.comというサイトの、「立ち読みする」ボタンを押していただけると、一面のみですがどなたでも登録などナシで無料で閲覧できます↓
http://www.shimbun-online.com/product/hofunippo0201029.html
ほうふ日報さん、ありがとうございます!
本番から数日後にアスピラート(防府市地域交流センター)に行った時には、職員の方(チェロ奏者さん)にも声を掛けていただいたりと、少しずつですが楽団の存在が知られるようになってきたかもしれません

先日も来ていただいたアルトサックス&トランペット親子の見学者さんに、今回は楽器持参で来ていただけました
いきなりリズム激ムズの「サンバ・エキスプレス」の初見大会に参加です
アルトサックスを吹くのはひさしぶりとのことでしたが、すんなりと合奏に溶け込めて、一番音符の多いパートの初見とは思えない演奏を聴かせてもらえました
トランペッターの息子さんも思い切りの良い演奏で、大人顔負けの音色です
そして音が大きいのがさらにVery Good!

サンバをやるので、新たに小物打楽器をいくつか導入です
アゴゴはブラジルのパーカッションメーカー「コンテンポラニア」のbrass(真鍮)製のもの
アゴゴ用に作られたスティックも買ってみました
メイプル材で直径14mm、長さ32cmと軽くて叩きやすく、アゴゴ専用というだけのことはあります
真鍮のアゴゴはかなり響いて余韻も長めなので、テープで響き止めをして調整です
鉄製のアゴゴよりも温かみのある良い音がします
ミュートとオープンを繰り返す奏法を練習すると、左手が疲れるぅ
左手の握力が鍛えられます(でも楽しい

サンバ・ホイッスル(ブラジルでは「アピート(笛)」と言うそう)はラテン打楽器の定番、LP社の「LP352」というモデルです
小物中心ですが打楽器も増えてきましたので、パーカッション奏者さんも見学&入団お待ちしております
2〜3人来ていただいても、何かしら演奏する打楽器が用意できるようになりました

練習の後半はひさしぶりに「セドナ」を合奏しました
なんだか以前よりもみんな上手くなっている気が(気のせい?
気のせいちゃうわー!と言われそうですが、ひとつ本番をこなして思った以上に楽団として成長したのかも
クラシカルなスタイルの演奏はメンバーの得意とするところで、音色、音程、強弱のバランスなどへの気配りは経験豊富なので、スッとまとまりのある音楽になります

1つ曲が増えて、音楽のバリエーションも多様になって練習するのがより楽しくなってきました
学校の部活だと長期間に渡って少ない曲数をひたすら練習するので、テクニック的には偏りがちです
例えば2ndや3rdパートだと曲によっては低い音が多いので、なにかの本番が終わっていざ新曲となった時に、急に高い音が出てきたりすると対応できなかったり、調子を崩したりしてしまいます
幅広いジャンルのある程度の曲数と、その楽器の基礎練習、そしてアンサンブル曲を並行して練習し続けると、演奏能力がグングン上がって来ます
部活の場合、次の本番の曲以外を練習してると、
「今やってる曲ができてないのに、なに遊んでるんだ」と怒られたりするようなジレンマがあります

噂ですが、ある地域の学校の吹奏楽部では「学校以外の吹奏楽団などに入ってはいけない」という暗黙のルールがある、という話があるとかないとか(ホンマかいな)
ただの噂だと思いますが、もし本当なら完全に上達の妨げ、自由の剥奪(パワハラ)ですし、音楽界の未来を自ら潰してることになります
もしそんな古臭い変なルールがあるのなら(ないと思いますが)、すぐにでも撤廃した方が生徒のためだと思います
吹奏楽コンクール全国大会金賞常連校の部員で、部活以外にも社会人吹奏楽団やオーケストラ、ビッグバンドなどいろんなところに顔を出して、アンサンブルやピアノ伴奏のソロ曲など幅広いことに挑戦し親しんで、そこから常に楽しみながら学んでいる人がいました
考え方も柔軟で、楽器もすごく上手でした
学校の部活も活動日数がどんどん減ってきてますので、吹奏楽部員で演奏のスキルアップをしたい、日曜日も楽器を練習したい、いろんな曲をやってみたいという方、ぜひ見学に来てくださいね
当たり前だと思っていたのが間違いだったことに気づいたり、音楽面や演奏面での新たな発見もいろいろあると思います

防府ウィンドシンフォニーには演奏経験や知識の豊富なメンバーがいますので、音楽のことや楽器のことなど、本やインターネットだけではわからないようなことなど、いろいろと聞くこともできますよ